行き過ぎた提言に大反発

2016年11月18日

 昨日は午後5時45分から自民党本部で農林部会関連の合同会議が開催され、先に規制改革推進会議が意見書として政府に提出した「農協改革」と「牛乳・乳製品の流通改革」について議員皆さんからの意見を聴きました。
 自民党本部の901号室でありましたが、901号室は全体会議などを開催する最も広い部屋です。その部屋がもう夕暮れでしたけれども議員で一杯になりました。やはり皆さん農業の問題になると関心は高いようです。
 今回の意見書は先に書きましたようにかなり過激な内容でしたので反発は多いと思っていましたが、予想以上の反対意見が出ました。
 「このような意見書は受け付ける必要がない」
 「上から目線で改革を迫るなどというのは僭越だ」
 「実行できなかったら国が第二の全農を作るなどというのは、脅迫の何者でもない」
 「こんな意見書を認めたら自民党の信頼はたちどころに失われる」
 「今まで進めてきた自民党の改革を続けることが大切だ」などなどです。
 約2時間20分、50人近くの議員がそれぞれに意見を述べました。自民党議員の農林行政に対する思いは変わることなく熱いものがある、と改めて感じました。
 これらの貴重な意見を今後どのように受け止めて次に進ませるか。これは幹部としては難しい作業です。その話し合いが今朝から始まります。私も出席することになります。