当選させていただき、再び国会対策へ

2024年10月31日


 大変遅くなりましたが、10月27日投開票の衆議院選挙におきまして8回目の当選をさせていただきました。ご支援くださった方々、事務所をはじめ各地域で活動していただいた皆様に心から感謝いたします。

経済対策と「政治とカネ」

 今回の選挙は「政治とカネ」の問題が指摘されました。そして物価高騰に苦しむ方々の生活が大きな政治課題になりました。わたしは各地の街頭演説で、まずは「物価高騰に対する経済対策の実施」を訴えました。経済対策としての補正予算をつくるために2つの視点を強調しました。一つは地域を支え、地域を引っ張る中小企業や農業など各種産業への支援、そしてもう一つは年金生活者の方々など生活が厳しい方々への支援です。一方で「政治とカネ」の問題についても私自身がこれまで向き合ってきた政治への姿勢「威張らない、私利私欲に走らない、人の話をよく聞く」を強調し皆様にご理解いただくようにしました。

自民党に厳しい審判

 しかし自民党への批判は厳しく、大幅に議席を減らす結果となり、自・公連立で過半数を割りました。私自身も前回より大きく獲得票を減らしました。大いに自覚し反省し、出直さなくてはならないと思っています。

開票日から東京へ

 自民党の国会対策委員長を拝命していますので、投開票の日の午後から上京し翌日からの会議などに備えました。

 自民党・公明党で過半数を割ったことで、国会運営は非常に難しくなりました。「特別国会を11月11日から開きたい」という連絡が官邸からありましたが、会期をどのくらいにするかは国会で決める事ですので、各派が集まって各派協議会を行うことになります。最終的には議院運営委員会で特別国会の日程を決めますが、これも一筋縄ではいきません。

全力でぶつかる

 自民・公明両党で過半数を割っていますので、野党の皆さんが結束されれば、法案や予算案などの国会決定事項が成立しません。野党の皆さんとこれまで以上に丁寧な話し合いが必要です。自民党にとってこれまで経験したことがない世界に踏み出すことになります。更に国民の皆さんに分かり易く、そして充実した国会にしていかなくてはなりません。責任重大です。

 農林水産大臣の時も緊張の毎日でしたが、今回は更に様々なことを考えながら進まなくてはなりません。全力でぶつかるしかありません。

写真は自民党国会対策委員長室の看板と委員長室