熊本県政の課題で一体要望

2023年05月26日


 25日(木)は午前8時から東京都千代田区で開かれた「中九州横断道路建設促進大会」に出席しました。その後、県知事、県議会、沿線市町村長が一体となって、早期完成を求め国土交通省に対し要望活動を行いました。

 午後からは熊本県が抱える課題解決に向けて支援強化を要望するため、知事、県議会議員の幹部の皆さんとともに私たち県選出の国会議員が案内役となり、自民党茂木幹事長や萩生田政調会長、遠藤総務会長、森山選対委員長、小渕組織運動本部長等の党幹部にそれぞれ要望しました。

 熊本県政の課題は主に3点です。平成28年の熊本地震からの復旧・復興、令和2年球磨人吉・八代地域の豪雨災害からの復旧、そして台湾の世界的半導体メーカーTSMCに進出に対してのアクセス交通や地下水保全などの問題点です。

 それぞれ党幹部への要望では知事が総論を述べ、各論を自民党県連会長の前川県議が述べるというパターンです。さすが、それぞれの幹部は事情に精通されており、何が今足りないか、今後の対策で最も大切な部分は何なのか、をしっかりと指摘していただきました。

 先日の台湾視察で国会議員、県議会議員、行政の合同のチームで台湾総統府やTSMCを視察したように、現在の熊本県は地方自治体の行政と県政、国会議員のチームワークがベストな形で取れています。この日もお互いに協力しながら、一方でそれぞれの立場を理解しあいながら質の高い要望活動が出来ました。

 これも、日常や選挙時からお互いの応援体制が確立しているからです。私にとっての目下の最大の地元懸案は、TSMC進出に伴う交通アクセスをいかに確立していくかです。多大な財源も伴いますので容易なことではありません。一筋縄でいくことではありませんが、当面TSMCに関する交通や環境、教育、医療体制の改善と充実に全力を尽くします。
写真は自民党幹事長室での茂木幹事長への要望