地元で選挙に祭りに

2023年04月04日


2日(日)は地元県議会議員候補の選挙カーに一日同乗し、支援を呼びかけました。午前8時の活動開始から午後7時前までの約11時間、久々に1日中声を張り上げて、街頭演説をしました。ここ2年間選挙から離れていますが、時間が経つに連れ少し勘が戻って来ました。
岸田政権の支持率が上昇中で、5月の広島サミット後はいつ衆議院議員選挙があるのかわからない状態ですので、自らの予行演習のつもりでやりましたが、さすがにのどを痛めました。

翌3日、上益城郡山都町男成地区の「男成神社」(おとこなりじんじゃ)で例大祭が行われました。同神社は紀元前585年に建てられたものと伝承されており2800年の歴史を持つ、と宮司さんが紹介されました。阿蘇神社の阿蘇大宮司家が元服の行事をこの神社で行ったことから「男成神社」と呼ばれるようになったという事です。
例大祭の一番の見どころは「少女神楽」です。コロナで3年間中断していましたが4年ぶりに復活、小学校高学年から中学生までの7人が、懸命に練習した舞を拝殿で披露してくれました。きらびやかな衣装で優雅に舞う神楽はなかなか幻想的でした。

神社前の広場に舞台もつくられており、そこでも多くの観衆を前に舞の披露があり盛んな拍手を浴びていました。以前はこの舞台でお芝居も行われ、大変な賑わいだったそうです。人口減少が続く山間部の過疎地ですが、このような伝統は何としても守っていきたいものです。

ちょうど近くに、地元の自民党公認の県議会議員候補者の選挙カーが到着したという事で、お祭りもそこそこに急遽街頭演説に参加、この過疎地からの地元県議会議員の必要性を訴えました。

そのまま午後2時発の航空便に搭乗するために「阿蘇くまもと空港」に直行、上京後ただちに自民党本部で開かれた『「こども・若者」輝く未来実現会議』に出席し、政府から示された少子化対策のたたき台に対しての意見を述べました。
たたき台は全世代への対策が網羅されていますが、少子化の原点である結婚支援政策が少なく、未婚・晩婚化が少子化の最大の原因にも関わらず、その記述もないために私をはじめ少子化対策調査会のメンバーが「言葉としては難しい点もあろうが、何らかの言い回しで記述しておくべきだ」という意見を述べました。
「地元の活動」「統一地方選挙応援」「国会・党での活動」と3足の草鞋もなかなか忙しいものです。
写真は男成神社で少女神楽を舞った小中学生】