勤労感謝の日は秋祭りの日

2022年11月23日


 11月23日、勤労感謝の日は各地で秋の収穫を祝う祭りが開かれます。今年の23日(水)も熊本ではこれまで中止にせざるを得なかった無念さを晴らすように、雨の中、各地でまつりが開催されました。

 この日の熊本で最も大きなお祭りは八代市の妙見祭です。カメと蛇を合わせたような「亀蛇」(きだ)という、つくり物が町や河を練り歩きます。

 私のところでは、地元下町「久保田日吉神社」のお祭り、そしてお隣菊陽町鉄砲小路(てっぽうこうじ)の「蘇古鶴神社」のお祭りです。鉄砲小路の方は子どもたちが神輿を担ぎ、太鼓などの出し物もある「鉄砲小路ふるさとふれあい祭り」として行われます。毎年、菊陽町の祭りに行って、そして地元下町の祭りに行きます。

 菊陽町のふるさとふれあい祭りは、雨であれば中止の予定でしたが、朝は小雨、微妙でしたが主催者はこの程度なら決行しようと、開催を決断しました。おそらく、地域の皆さんがコロナ禍で祭りが2年間中止されていましたので、ウズウズされていたのだと思います。

 蘇古鶴神社でまず神事が行われました。この神社の宮司さんは私の中学校1年次、1年9組の担任の先生です。今は同じ教師の息子さんに代わってますが「お父さんはお元気ですか」から毎年挨拶は始まります。92歳になられ施設に入っておられますがお元気という事で何よりです。神主としての現役のころは年に一度このお祭りで私と会う事を楽しみにされていました。担任の先生はどこまでいっても、お世話になった尊敬する先生のままです。

 子どもたちの神輿が出る「ふるさとふれあい祭り」は雨のため、神輿は中止となりましたが、地域の方々による出店、演芸は舞台をつくって、皆さん楽しまれていました。やはり地域のみんなで協力して祭りを催すという事は絆を強める意味でも大切なことです。

 この後すぐに、地元下町に向かいましたが、ちょうど神事が終わった時でした。しかし、氏子である6集落の総代さんたちがお見えになっていましたので、挨拶をさせていただきました。

 挨拶を終えると昼過ぎの熊本発の羽田行きで上京しました。

 政局慌ただしい中、今後の国会の運営が心配です。一日も早く、第2次補正予算と旧統一教会の被害者救済法を成立させなくてはなりません。
 私たちも、今後与野党の駆け引きがどうなるのか全くつかめません。長引けば自民党・公明党政権にとって良いことはありません。

 地域のお祭りの運営も、国会の運営も、覚悟の決断が必要です。

写真は菊陽・蘇古鶴神社の拝殿で神主さんのお祓いを受ける私たち】