ONE PIECEゾロ像に感動

2022年01月23日

熊本県が震災復興の一環として進めている、県出身者の尾田栄一郎氏の漫画「ONE PIECE」に登場するキャラクターをそれぞれに被災自治体に建立する事業で、22日私の地元大津町で戦闘員ロロノア・ゾロの立像の除幕式があり出席しました。

 場所は大津中央公園。本来なら全国からの参加希望者を、抽選で150人ほどに絞り、盛大な除幕式となる予定でしたが、コロナ感染拡大のため出席者は町長や私ら数名になりました。「ONE PIECE」がどの様な物語か、そしてそこに登場するゾロがどんな役割を果たす人物か、一応勉強して行きましたが、そんなに人気があるものなのか、と半信半疑で出かけました。

 ゾロは剣の達人で、大津町は剣道が盛んな町であることから選ばれたようでした。セレモニーでは子どもたちの剣道練習の様子やダンス、大人による武道の練習光景などがオンラインで流されました。そして除幕式の様子は世界にYouTubeでライブ配信されました。

 漫画を連載している出版社の方々も出席されていましたので、除幕式も凝ったものになりました。私や出席者が本物に近い模造の刀をもって、大上段に構えて「エイ」と振り下すとゾロ像を覆っていた幕が二つに割れてゾロが姿を現す、という趣向でした。

 驚いたのはそのゾロ像の立派さです。1メートルの台座の上に2メートル60センチの立像が姿を現しましたが、剣を右手に持ち左手の剣は空中高くかざし、そして口にも剣をくわえるという3刀流です。見上げながら、何とかっこいい立像か、と感動しました。これでは子ども達に人気が湧くはず、大人が見ても美しく力強いと感じました。

 今後かなりの見物客が訪れる事と思います。公園に素晴らしい象徴が出来ました。やはり日本のアニメ文化は世界に冠たるものがあると改めて認識しました。
 これから、困った時などには、私もゾロ像を見に公園に出かけ気持ちを奮い立たせたいと思います。