備えあれば患いなし

2021年03月03日

今日(3日)から参議院での予算委員会です。6人の与野党の議員が質問に立たれました。参議院は衆議院と違って、答弁の時間はカウントされません。質問だけの時間ですので、答弁が長ければ遅れますし、短ければ早く終わります。

 私には最後の質問者で森まさこ議員(前法務大臣)が、ひょっとしたら私の答弁があるかもしれない、という程度の女性の孤独・孤立問題についての質問が書いてありました。
 答弁者は加藤官房長官で、関連してもし私に出番があれば、というものでした。

 委員会の質疑応答は順調に進み、逆に予定時間よりも時間的に余裕が出てきました。そして森委員から私への答弁の指名がありました。予算委員会の理事から「しっかりと答弁していい」という声も飛びました。

 質問の内容は女性の悩みや生きづらさ、孤独問題などに対して今後どのように取り組んでいくのか、という趣旨のものです。そこで私は、先に参議院議員有志でつくっておられる「不安に寄り添う政治の在り方勉強会」の皆さんが2月19日に提言書を渡すために大臣室に来られたことから話始め、同日に「孤独・孤立政策担当室」を立ち上げたこと、そして25日には、NPОの方々に集まっていただいて意見を聞いた「孤独・孤立を防ぎ、不安に寄り添い、つながるための緊急フォーラム」の一連の動きを説明し、その中で出された女性代表の発言内容も紹介しました。そして来週に全省庁に集まっていただき、会議を開くことも述べました。理事から言われたように、少し時間をかけて丁寧に、淡々と答弁しました。

 実は、ひょっとして答弁が回ってきたら少し、「孤独・孤立対策担当室」のことを宣伝しておこうと、これまでの経緯や女性の方の発言内容を調べておいたのです。今回、もしも、という時に備えての準備はやり過ぎるほどやっていた方がいいという事が改めて分かりました。
 最終的には、質問終了とNHKの放映終了がぴたりと一致しました。

 やはり「備えあれば憂いなし」です。これからも万全の準備をして、答弁に向かいます。