孤独・孤立対策いよいよ動き出す

2021年02月17日

 孤独や孤立に対処していくための指示を総理から受けて、どのように進めて行くか動き出しました。まず私のチーム・対策室をつくらなくてはなりません。これは役所に任せて今、人選中です。内閣府や厚生労働省、文部科学省などから優秀な人材が集められるのだと思います。同時に執務室の確保や立ち上げの段取りも固めていかなくてはなりません。それぞれに急ピッチで進められているようです。

 しかし最も大事なことは、これから何をしていくのか、国民運動として盛り上げていくためにはどういう方法があるのか、政策の柱は、これからの時間的スケジュールは、などいくつかのことを考えて実行しなくてはなりません。このため、夕方に主だった方々に集まってもらい、ブレーンストーミング(複数人数であらゆる角度から話し合う会議)をやりました。

 さすがに優秀な役人の方ばかりですので、私が考えてもいなかったことや的確な方向性などの意見が次々に出てきました。しばらくすると頭の整理ができ、皆さん同じ方向性に固まってきたように感じました。

 明日(18日)は自民党が孤独・孤立対策のための新組織を立ち上げられますので、選抜された党の幹部メンバーが大臣室に来られます。私たち政府側だけで突っ走ることはできません。与党の考え方を聴きながら、一方で野党にも耳を傾けて進めなくてはなりません。
 何かをスタートさせるという事は、初めてのことだけに出発の時点が難しいものです。この時点の方向性を誤りなきようにしておかなくては、今後の針路が狂ってしまいます。時間をかけても掛け過ぎることはありません。

 衆議院の予算委員会でも、孤独・孤立問題が取り上げられ、私が今までにまとめた考え方を答弁しました。
 
 いよいよ船出です。