国会議員1人辞職、3人が離党

2021年02月01日

 今日から2月、春の訪れに向けてスタートする時期のはずですが、国会は一日中陰鬱な雰囲気に包まれました。
 緊急事態宣言中に銀座で夜、飲食をしていた国会議員が相次いで、辞職や離党に追い込まれたニュースが次々に飛び込んで来たからです。公明党の議員は国会議員を辞職しました。九州比例で当選している方で、私も仲良しで一緒に飲んだこともあります。なかなかいい男で雄弁家で党のホープという事でした。

 自民党の議員3人はこれも友達です。1人は元大臣で、私が予算委員会の筆頭理事の時は、自民党国会対策委員長代理としてだいぶ面倒を見ていただきましたが、今回のことで離党です。あとの2人は後輩議員です。そのうち一人は同じ派閥で仕事もできるし、選挙も強いし派閥の若手のホープでした。もう一人の議員もよく話す仲でした。二人とも副大臣などの役職を更迭されただけでなく、離党となりました。

 緊急事態宣言の下、国民の皆様が必死に我慢しながら生活されている時に、夜の銀座での飲食は許されるものではないし、言い訳はできません。仕方ないことですが、改めて私たちが国民の気持ちを常に考えて厳格に行動しなくてはならない、という事を教えてくれました。

 夕方の衆議院本会議で、新型コロナの感染対策のための「新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部改正案」が自民、公明、立憲、維新の賛成多数で可決し参議院に送られました。国民生活に大きく関わる法案を作成しながら今回のような行動は、国民の皆様からの信頼を一気に失わせます。

 常に責任感をもって、誰のために仕事をしているかを考えながらこれからも行動します。