国会は明日までだが・・・

2020年06月16日

 1月20日から始まった今国会は明日6月17日で150日間の会期を終えます。今日は予算委員会の筆頭間協議を行い、明日に会期末処理の委員会・理事会を開く話し合いをする予定です。しかし、野党は会期延長を主張しています。閉会のための協議をすることに出席してくるかどうか、分かりません。もし出席がない場合でも、予算委員会理事会は開催して閉会中の継続案件の審議などを議決しなくてはなりませんので、委員長の判断で委員長職権で開いてもらうことになります。しかしそこまではいかないように今日は努力をします。

 国会の会期延長は野党が主張していますが、もともと国会は法案と予算を審議するところです。だから「立法の府」と言います。今国会では提出された法案の93パーセントは成立しました。予算も令和元年度補正から、令和2年度の本予算と第2次に渡る補正予算まで4本もの予算を成立させました。150日間で国会としての役割は十分に果たしました。

 しかし野党は補正予算の使い道や電通などへの下請け問題が残っているといいます。しかし、これは野党がその案件をつくり出しているストーリーであり、与党側は正常に持続化給付金などの一連の申請と交付作業は行われている、と理解しています。

 野党は会期末になるといつものことですが、内閣不信任案や大臣の不信任案を連発して、会期末ショーをやります。今回も同様かもしれません。もっと実のある野党としての審議の仕方はあると思うのですが、これも毎回の恒例行事となっています。
 改革が必要です。