高齢者?の集まり「賢人会」

2019年05月15日

 昨日は、平成15,16年の衆参議院選挙で、50歳以上で当選した仲間でつくるグループの会合でした。名付けて「賢人会」。50歳以上で当選したものの集まりですので、既に65歳以上。ほとんどが70歳以上。私は52歳で当選しましたのでまだ若年組です。
 30歳代、40歳代前半で当選しなくては、当選回数がものをいう永田町の世界ですので、トップ近くいくには間に合わないのですが、50を過ぎて当選してくると、もう色々な経験を経てきているので、皆さん落ち着いた話ができる、というのが結成当時の趣旨です。実際30歳代で当選しようと思うなら、2世3世か、よほど若いころから国会議員志望で、秘書などを経験して若くして立候補したものしか、なれたものではありません。
 そこへ行くと昨日のメンバーは会社の重役や社長、民間サラリーマン、官僚、弁護士稼業、地方議員などを長くやった「賢人」たちでした。メンバーは10数人いるのですが、昨日集まったのは9人。すでに大臣経験者も2人おられました。
 それぞれに社会経験豊富な人物ばかりですので、気負ったところもなく、現在の情勢を淡々と分析したり、社会人時代だった経験に基づいた話をしたり、ゆったりした、落ち着いた会合でした。
 午後6時半から始まって、私は他の会合がありましたので少し遅れて出席しましたが、9時過ぎにはお開きでした。「もう無理はしない」「いつも10時には就寝するので」と帰って行かれます。いつも「午前様」近くになる私にとっては少し物足りませんでしたが、そこが「賢人」の所以か。
 宿舎まで仲間と一緒でしたので、一人で2次会にも行けず11時には就寝、健全な夜でした。朝の目覚めも午前5時、飲みすぎの目覚めでもなく快調、これが「賢人」のリズムか、と感心したところです。