今日は12時間の分科会

2019年02月27日

 今日は「予算委員会分科会」というのがあります。これまで国会の第1委員会室や地方で与野党の代表が質問に立って論戦を交わし、また有識者の意見を聴いてきましたが、今日の分科会は、財務や総務、国土交通、文部科学などそれぞれの府省が管轄する分野を8つに分けて、8つの委員会室で一斉に質疑をするものです。
 誰がどこの分科会で質問しても構いません。その代わり一人が3分野(3分科会)までです。1分科会で自民が8人、公明が2人、立憲民主が6人など、それぞれの政党が持つ枠の範囲で質問することになります。一つの分科会で総勢24人が質問します。その8分科ですから24×8で192人が質問することになります。
 委員長は予算委員会の与党理事が努めます。時間は朝8時から夜8時まで。私は第2分科会総務省関係の質問に委員長(主査)として座ります。12時間、もちろん予算委員会の委員が副主査として補佐しますが、昼食1時間を除き11時間座りっぱなしです。気の遠くなるような話ですが、できるだけ多くの議員に問題点を質問していただくために設けられている制度ですので、頑張って分科会が混乱しないように12時間努めます。
 この分科会が終わるといよいよ31年度予算案の採決のタイミングを計ることになります。大詰めです。