長野市での地方公聴会

2019年02月20日

 衆議院の予算委員会は舞台を長野市と函館市に移し昨日行われました。「地方公聴会」と言って、地方で開催し、様々な分野からの意見を聴き予算審議の参考にするものです。14人ずつに分けて両市に派遣され、私は長野班でした。
 まず4人の意見陳述者が、それぞれの意見を10分間述べます。それに対して各党の代表者が20分ずつ質問するという形式です。
 長野市の市長、まちづくりの実行者、建設業者、税理士の方々が、少子高齢化や消費税、地方のまちづくりでの大切な点、建設業界の現状などについて述べられました。
 各党からの質問がありましたが、一昨日までの統計問題を巡る論議のような激しいものではなく、生活に密着した論議が行われ、「これが本当の政治に対する要望と論議だよなあ」という委員のつぶやきが聴かれました。
 長野市は暖かかったんですが、雪はあちらこちらに積もっていました。なかなか風情がある都市でした。公聴会の前に山内町という外国人観光客の取り込みに成功している町を視察してなかなかのアイデアが凝らされていることに感服しました。、充実した一日でした。
 夕方6時過ぎには帰京し、JA青年部の全国大会に出席していた熊本の青年農業者と意見交換に臨みました。こちらも色々な意見を聴くことが出来ました。
 やはり政治は「人の話を聞く」ことから始まります。