携帯の料金透明化を

2018年12月06日

 昨日は自民党の情報通信戦略調査会で携帯料金の問題について議論しました。携帯を使って一日何十回も通話したり、様々なものをダウンロードしたり、検索したり、動画を見たりしますが、その料金について一つ一つチェックしたことはありません。一体いくらになっているかも皆さん余り分からないはずです。
 しかし「カケホーダイ」など回線料金はサービスが多いということであまり気にかけていない方々が多いと思います。
 その一方で携帯端末を、他のメーカーの携帯端末に変えると特別に「乗り換え料」というのがもらえるという仕組みもあります。その額は10万円だったり30万円単位だったり半端ではありません。非常にいびつな形でしかも不透明な携帯の料金になっています。
 このためもう少し料金を透明化すると同時に通信料金を大幅に値下げしようということで今動いています。
 昨日は携帯キャリア(メーカー)の社長さんと専門家の方に来てもらい実態と今後のあるべき姿についてヒアリングをしました。
 話を聞くとやはりめちゃくちゃなところがあります。それでもこれだけ携帯万能社会になっているので、親元はしっかり採算がとれているのです。でもこのまま放っていたら、最終的には消費者が馬鹿を見ることになります。 
 これにはメーカーや販売を請け負う代理店など日本ならでではの独特の仕組みもあります。携帯料金の見直しを進めるとともに、携帯社会の在り方もしっかり考えていかなくてなりません。