野党の審議拒否が始まった

2018年11月22日

 今臨時国会は12月10日までの会期ですが、会期末まであと20日間と迫った中で野党の審議拒否が始まりました。
 今国会の焦点は外国人労働者の枠を広げる「出入国管理及び難民認定法」の改正案ですが、それと関係のない法案でもその影響が及び、今日は私が所属する農林水産委員会で、漁業法改正案の審議をする予定でしたが、これを野党が拒否したため、自民、公明、維新だけで審議することになりました。
 外国人労働関連法は確かにまだ生煮えのところはあります。しかしこの問題は一つの論理で割り切れるものではありません。労働問題だけでなく社会保障や教育や治安の問題など様々な課題を含んでいます。だからと言っていつまでも手をこまねいていたら、日本の経済が成り立たないところまで来ています。まずスタート。そして実践を繰り返し、走りながら改善していくしかありません。野党は責任がない立場だからきれいごとを並べられますが「角を矯めて牛を殺す」、一部だけに執着して、もともとの日本経済がつぶれたんでは元も子もありません。
 ここは、全員野球で審議をして、問題点は指摘して、その後課題が大きくなったときにその都度改善していく、というのが最善の策と考えます。