今週の国会審議は順調だったが…

2018年05月17日

今週は昨日まで農林水産委員会をはじめとする衆参各委員会の審議と本会議は順調に進みました。農林水産委員会でも、1本の法律を可決して、次の法案の提案のための趣旨説明をしましたので来週から、7本目となる法案審議に入る予定です。

問題は来週も波静かなうちに国会の審議が出来るかどうかです。国会も終盤戦、与党は法案成立の追い込みに入りますし、野党はなんやかんやと理由をつけて審議拒否の方向に持って行こうとします。特に再び森友、加計学園の問題を取り上げて、資料不足などを理由に「これでは審議に応じられない。審議しやすい環境をつくるのは与党の責任だ」と攻めてくるはずです。

与党は、「何やかんやと理由をつけられて審議を延ばせば100年経っても法案審議は進まない」と決意を固くしてますので真正面からぶつかる可能性があります。

農林水産委員会はこのような中でも、審議をお互いに進めようと審議最優先で与野党協力しながらここまで進めてきました。最後になってもし、強行審議や採決になれば大変残念なことです。与野党の国会対策委員長間で、スムースな運営が出来るように取り計らってもらいたいものです。