森友問題深刻に、委員会は始動

2018年03月14日

森友問題は、決裁文書の書き換え削除を財務省が認めたことで新たな段階に入りました。また自殺した職員方の遺書の内容も徐々に判明し新たな問題を提起しそうです。

自民党としては昨日の役員連絡会で、厳しい意見が出され、副幹事長会でも小泉進次郎筆頭副幹事長が「自民党もこのままではいけない。1年間与党も騙され続けたんだから」と厳しい意見を出されました。私も同感です。ここで自民党も何らかの行動を起こすべきと考えます。

野党はここぞとばかりに追及チームを作り発言していますが、法案の審議などはそっちのけです。委員会の審議は国民にとって重要ですので、これはこれで進めていかなくてはなりません。昨日、自民党国対委員長は、「各委員会で、年度内に可決させなくてはならない法案は審議を強行してでも法案の処理をすべき」という方針を出しました。

私が担当する農林水産委員会も、理事懇談会を夕方に開きました。野党の皆さんは出席されませんでしたが、今日の委員会の開催を決めました。しかし今日野党の皆さんが委員会に出席されないなら、今日までは委員会の開催を強行しないつもりです。できるだけ野党の皆さんとともに審議をしたいと思い、あと一日待って野党の皆さんに参加を呼びかけます。

審議しなくてはならない法案は、東日本大震災で被害を受けた水産加工をやっておられる皆さんに特例的な融資をする法律です。今のままだったら3月31日の年度内で法律が期限切れになり、水産加工場の皆さんの「命綱」が切れることになりますので、この法律は人道上でも延長をしておかなければならないものです。頑張っていきます。