北朝鮮のミサイル発射

2017年08月29日

今朝は朝から北朝鮮のミサイル発射のニュースで目を覚まされました。我が国にとって、また国民としても、改めて万が一の危機に備えなくてはならないことを思い知らされますし、一方で万一の状態にならない外交努力を続けなくてはならない責務を感じます。
 北朝鮮としても今の国家の状態での政治の選択肢は、ミサイルを発射し核開発を続けることしかないのかもしれません。しかしその後に仮にアメリカとの対話が実現したとしても、何を生み出すことが出来るのか、どうもこの国が何を考えているか理解できません。
 かつて日本は、大陸への侵略を続け、そのことによりアメリカなどから経済制裁を受け、結局米英との戦争に突入しなくてはならない状況になり、最終的には最も悲惨な結果を招きました。
 国家を守り、国民の生活を少しずつ向上させることが政治の目的です。一部の指導者や軍人が専制する国家になってしまうと、政治が果たさなくてはならない本当の役割が見えなくなってしまいます。我が国はそれを70年前いやというほど経験しました。その経験がない、しかも若い未熟な専制指導者に率いられた北朝鮮が今後どこまで突っ走って行くか、心配です。