決める政治と決められない政治家

2017年06月01日

 以前、衆議院と参議院がねじれ現象のとき時、決められない政治が批判を浴びました。やはり政治はことの良し悪しは色々あるけれど、決めていかなくては前に進みません。その点安倍政権は、決めることに関してはこれまでのどの政権より思い切って決断をする政権です。その分批判もあるけれど、「平和安全法制」、テロ等準備罪を含む「組織的犯罪処罰法」を始めとする各法律や地球を俯瞰する外交、東日本の大震災や熊本地震への対応など、多くの懸案課題に取り組んできました。優柔不断で批判を恐れて先延ばしにすることより、多少の批判はあっても、自分の信念に従って決断し実行していくことが政治家としてあるべき役割、という考えがあるからだろうと思います。
 それに対して今の東京都政はほとんど決められません。オリンピックの負担金や会場問題も結局何一つ動きませんでした。築地市場の移転問題もそうです。もともと小池知事はまだ自民党に席を残したまま、今度は「都民ファースト」の代表になろうというのですから、これも両にらみの「洞ヶ峠」です。
 またアメリカのトランプ政権も、アメリカを変えると威勢が良かった割には何一つ動いていません。TPPからの離脱を決めただけです。地球温暖化対策を決めたパリ協定からも離脱する、と言われていますので、離脱することに関しては決められるのかもしれません。
 やはり決める政治は大切です。間違っていたら次の政治が軌道修正すればいい。それは国民の選択です。何もしないで、他人のせいで政治が動かないようなことを言うことは自らの能力のなさを暴露しているようなものではないでしょうか。