日本ベルギー友好150年

2017年03月01日

 昨夜は日本・ベルギーの150周年記念行事の閉会式出席のため麹町にあるベルギー王国大使館に行きました。カリオンと言われるオルガンのような教会で奏でる楽器の演奏があり、在日本ベルギー大使の挨拶、そして日本とベルギーの友好の歴史を、ベルギーの大学の先生が講演されました。
 出席したに日本の国会議員は日・ベルギー友好議員連盟の林芳正会長と副会長の私、更にそのほか2人の4人です。ベルギーからは下院議員の議長をはじめめ5人の議員が出席されました。その他ベルギー関係者、ベルギーに進出している企業の方々ら100人ほどが大使館の大講堂で演奏を聴き、挨拶の式典がありました。
 林会長は英語に堪能ですので、流暢な英語でユーモアを交えながらお話しをされ、私も紹介されました。式典の後はお楽しみ、お目当ての食事会です。
 議会事務局が通訳の方をつけてくれましたので、ベルギーの美味しいビールを飲みながら議員の方とお話しが出来ました。
 昨年首都ブリュッセルでテロが勃発して多くの犠牲者を出しましたが、今は警戒の方法の多くを学び安全な町になっていることを話してくれました。「是非一度は来てください」と言われました。議員の方々も日本が大変気に入られた様子で、「今回は行事で忙しかったがまた必ず日本に来たい」と全員が言っておられました。
 ビールはコクのあるものと軽いものの2種類。それぞれ一杯ずつ飲み、後はベルギー料理を少し食べて大使館を後にしました。なかなか素敵な夜でした。
 ベルギーは漢字で「白耳義」と書きます。首都ブリュッセルにはEUの本部があります。大変美しい国ということです。ビールとゴディバでお馴染みのチョコレート、ワッフルなどが名物です。人口は1111万人、面積は3万平方キロメートルですので我が国の10分の1。
 1866年に日本ベルギーの友好条約が結ばれていますので、大政奉還して明治維新を迎える2年前にもう親交があったことになります。
 昨年から1年間かけて両国で様々な友好のイベントがあり、その一環としてベルギー国王も来日されています。昨日がその最終イベントでした。一度は行ってみたい国です。