長い連休の後の復興

2016年05月09日

 長い長い連休が終わりました。連日被災地の避難者の方々、災害対策本部、被災された後援会の方々のご自宅などを回り様々な意見やおしかり、情報を仕入れてくるのが仕事でした。4月29日から昨日までの10日間、お酒も飲まず、ひたすら歩き、現場を見て、行政に掛け合う。一方で大臣や党役員の視察に同行して現場の説明をして同時に要請もする、ということをしてきました。
 生々しい現場を見て、気の遠くなるような気もしますが、一歩一歩進めていかなくてはなりません。必ず以前より良くする、という固い信念を持って復興に当たります。
 昨日は農林業関係の被害状況の調査ということで自民党で調査団を組み一日中農地、林地の被災箇所を回りました。私が団長で、農林部会長の小泉進次郎議員も来ていただきました。
 小泉議員の人気は別格。被害の調査ですが、調査地には情報を聞きつけたご家族の方々、子どもたちが待ち受けて大変な人気です。避難所にも行きましたが団長である私の出る幕はありません。みんなが集まって写真撮影。これはこれで元気付けられたと思います。農林業の被害はこれから出てきます。1000億円と計算されていますが、現場を見る限り更に膨らむことは間違いありません。
 この期間中、いろいろ考えさせられることもありました。これらは自らの肥やしにしていきたいと思っています。これから数年間は、我が地元の復興に全力を注ぐこと、そして復旧だけでなく新しい熊本や地域社会をつくることが私の仕事であると考え、懸命に進みます。