国会は法案の審議ストップ

2014年10月22日

 二人の大臣が同時に辞職という事態を受けて、国会は正常化に向かうかと思いましたが、益々混乱してきました。野党はここぞとばかりに攻勢をかけ、法案の審議はストップしています。

 私が担当する「倫理選挙特別委員会」は来年の統一地方選挙の日程を決めるものですが、法案の趣旨説明に入れません。与党が申し入れても野党が拒否すれば審議は出来ません。それも各委員会で決めるのではなく、野党の国会対策委員会から指令が出ますので、現場段階ではどうしようも出来ないのが実情です。

 一度何かで出したら次々にいろんなことが出てきます。今二人の大臣以外の問題もささやかれています。一気に混迷の度を深めてきました。国民の皆さんのためにはよくないことです。昨日も土砂災害の防止に関する法律が本会議で審議されませんでした。

 法案の成立が延びるたびに、国民の生活に関することに手が打てなくなります。