質問の奥深さ

2014年01月29日

 昨日の代表質問は、民主党海江田、自民党石破、維新松野の順で3時間半ありました。
 それぞれの質問を聞きながら質問の優劣はやはり内容の奥深さにある、と感じました。もちろん舌鋒鋭く批判することも大切ですが、与野党に限らず、聴く人たちをうならせる、そのような質問が一番説得力があることを痛感しました。
 石破自民党幹事長の集団的自衛権の質問は、自らの得意分野であるだけに説得力がありました。
 集団的自衛権は「国連の中の位置づけ」「日本国憲法との関係」」「我が国ならびに地域の平和と安全に与える影響」という3つの観点が必要であると考える、という切り口から始まり、集団的自衛権の考え方が生まれてきた背景と歴史などを、第1次大戦まで遡って説明し、「なぜ我が国だけが行使できないのかを徹底的に議論すべきである」と安倍総理に問いかけました。そのウラには安倍総理が、集団的自衛権ありきで余り暴走しないように釘をさした、国民にもっと分かりやすく説明していくことを諭したとも取れます。
 質問の中身としても、ポスト安倍をうかがう立場としてもなかなか味のある微妙な質問内容でした。この辺のところが代表質問は面白い。