自民党の審議路線に民主どう応える

2012年11月05日

 自民党は先週、赤字公債特例法案など政府が今臨時国会に提案している重要法案の審議に応じることに舵を切りました。やるだけのことはやって民主党の対応を見よう、というものです。
 これだけ自民党が民主党の路線に合わせてきましたので、次は民主党が答えを出すべきです。「条件が整ったら」「近い内に解散」という本会議場での総理の答弁を与野党が聞いていますので応えない訳にはいきません。
 これで何もしないようだったらそれこそ国益の損失ですし、不誠実以外の何者でもありません。アメリカも中国も韓国もやがて大統領選挙などがあり、新たな指導体制がスタートします。日本もこの機会に新たな政権としてスタートすることが海外に対するメッセ―ジにもなり、国益にかなうことです。
 野田総理は昨日から7日まで、ラオスで開かれる「アジア欧州会合」に出席しています。外遊中にしっかり考えてもらいたい。