消費税法案提出へ
2012年03月13日
政府・民主党は消費税法案の提出準備にとりかかりました。党内で小沢派が反対してなかなかまとまりませんが、小沢氏も本気で最後まで反対する気なのかわかりません。「政局」最優先の人ですから、途中で条件闘争に入るかも分かりません。問題は民主党が消費税引き上げでまとまったとき自民党がどのような態度を取るかです。
既に自民党では、マニフェストで消費税の10パーセント引き上げをうたっていますので反対は出来ません。しかしすんなりと、賛成もしかねる。しかし、「民主党はマニフェストに乗っていないことをやるのがけしからん」と言うのも、もう色あせつつあります。やはり自民党は、引き上げの際にどのような使い道にするか、そのための社会保障制度がどうあるべきか、を追求すべきです。
ただ、幸いなことに、民主党の社会保障制度の法案が揃わないし、非常に無理がある制度になっています。ここが一番問題です。
最低保障年金の7万円、3つの年金制度の統合などバラマキ的要素が強くこれでは消費税を上げても、「焼け石に水」。根本の社会保障制度を見直さなければ、お金はいくらあっても足りない。、自民党の社会保障制度に近づけるためにどうすればよいか、を訴えるのが最善の策と考えます。