谷垣総裁と野田総理会ってもかまわないと思うけど

2012年03月02日

 自民党の谷垣総裁と野田総理が極秘に会っていたんではないかと、報道されています。自民党でもその是非をめぐって色々な意見が出ています。「兵隊が全力で戦っているのに、大将が裏で手を握るなどとんでもない」という意見も代議士会では出ました。
 マスコミも会ったのか会わなかったのか、と双方に問い詰めています。
 しかし会って今後のことを話したってどうということはない、と考えます。政治です。倫理に反することは良くないけれど前に進ませるため、相手を倒すためには何でもあり、の世界ではないんでしょうか。それが日本のためになるのだったら構わない。谷垣総裁も「俺を信じろ」と、一喝すればいいんです。
 かつて菅総理のとき電話で「会いたい」と言ってきて断った。これは礼儀に反するので当然ですが、これほど日本が行き詰まり、震災の復旧もままならぬ時、手を貸したっておかしくはない。
 マスコミも、会ったか会わないかを記者会見で問い詰めるなど愚の骨頂です。結局自分たちの取材能力がなかっただけ。全て記者会見で明らかにしなければならない、などそれはマスコミ官僚主義の何者でもない。
 「会った」という推測が駆け巡ることで政治がまた動く。これも政治の一つです。やっと、どろどろしてきました。