森林を守るためには

2011年12月05日

 土曜日は一日かけて阿蘇・小国の森林を町長や組合長、林野庁の方と見て回りました。小国町はかつて林業で大変栄えた町で勢いがありました。しかし、木材の価格低迷とともに製材所も少なくなり、林業の町は衰退しています。何とか森林・林業をもう一度活性化させなければというのは、私たち地方に住んでいるものの悲願です。
 間伐が行なわれ手入れが行き届いた森林。荒れたままで風倒木がまだ放置されている森林、などさまざまでした。しかし山は一体に元気です。特に250年生の杉の木が林立する山は壮観でした。よく250年間も手入れされてきたものだと先人に頭が下がります。一時期は一本数千万円もしていましたが、今はかなり安くなっています。
 木材市場、製材所、地熱を利用した板材の乾燥施設、さらに製紙会社に運び込むチップ製作工場など「川上」から「川下」まで見ました。終わったころは薄暗くなっていました。
 森林林業活性化の一番のカンフル剤は需要が増えることです。そのための政策誘導をしなくてはなりません。一方で作業道づくりや間伐、製材・乾燥の技術力アップ、安定した供給体制などどれが欠てもダメです。特効薬より地道な息の長い林業対策しかないな、と感じました。