国会は空転

2009年11月19日

 民主党が与党になれば結局自民党と同じことをやります。委員会での強行採決です。自民党よりたちが悪いのは、約束を破るということ。

 法律は一度成立したら、あらゆるものを縛ります。それだけ慎重に審議をしなくてはいけません。本会議で法律案を提出して、その提出した大臣が趣旨説明をします。本会議で大まかな質問をします。その後、それを委員会におろします。委員会でさらに煮詰めた審議をします。また、事情に詳しい大学の先生や法律の制定によって影響を受ける人たちを参考人として委員会が呼び、「参考人質疑」というのをやります。これらを全て終えた上でそぜぞれの党が賛否を決め、その後採決をして賛成多数だったら成立、という順序を踏みます。

 しかし、民主党は本会議で提案した後、委員会審議と参考人質疑をやる、その後一日判断期間を取った後採決する、と約束していながらそれをやらずにいきなり採決をしました。参考人にも来ていただきましたが、自民党、公明党不在で行われました。こんなことはこれまでの自民党でもやらなかったそうです。法律案は亀井静香金融担当大臣が提出した、例の中小企業が金融機関から借りたお金の返済を何年か猶予するという、いわゆる「モラトリアム法」です。

 自民党は怒って委員会を欠席しました。今日1時から開会予定の本会議もまだ開かれません。深夜になるかもしれません。夕方から熊本の方々との懇談会も予定されているのですが微妙になってきました。待ちの状態です。しかし民主党は、なんでこんなに急ぐのでしょうか。