保育の充実を

2008年07月18日

 保育園の園長先生と国会議員の話し合いがあり出席しました。保育園は少子化の中の子育てにとって今、大切な機関です。しかし最近の規制緩和で人件費の抑制や企業の経営参加などが言われだしました。これに危機感を持って保育園を経営する皆さんが国会議員を招いて一人ひとりの意見を聞いたものです。
 会場には二百人を越す熊本県の保育園関係者。県選出国会議員は7人が出席、それぞれが思い思いの意見を述べました。
 私も含め皆さん、安易な規制緩和への歯止め、保育園への入所基準の緩和、さらに現場の意見をもっと国が聞かなくてはならないこと、少子化の歯止めの鍵は保育園が握っていること、などを話されました。
 自民党を支持するこのような団体に呼ばれると、経済財政諮問会議の規制緩和路線、自由競争の原理導入に対する反対意見が大半です。小泉改革が予想以上に既存の団体業界の首を絞めていることがわかります。結局大企業路線に走ってきたつけがいま回って来ているようです。
 効率化、競争原理を進める分野と社会的にしっかり守っていかなくてはならない分野の区分けが今必要です。保育もいたずらに規制緩和や企業参入にすべきではない分野です。