衆議院熊本第三選挙区・補欠選挙への立候補に当たっての考え方

2007年06月09日

 7月22日実施予定の衆議院熊本三区の補欠選挙に無所属で立候補することを表明いたします。
 今回の選挙は松岡前農林水産大臣の自殺という突発的な状態の中での選挙であります。故松岡氏とは過去二回戦ってきましたが、戦いとは別に死の尊厳は大きいものがあり、一週間政治活動を自粛しました。心よりご冥福をお祈りいたします。活動再開後、坂本てつし後援会の皆様とこれまで協議を重ねながら、私自身の選挙に立ち向かう考えをまとめてまいりました。
 その結果、一期目私の出馬の動機は、全員参加型のクリーンな政治を第三区で確立する、ということである。今、熊本三区では緑資源機構を舞台とした官製談合問題や「政治とカネ」にまつわるさまざまな疑惑が捜査当局の手で解明されつつある。この疑惑の徹底解明は司法の場に任せるとして、改めて政治に対する住民の皆様の信頼を回復しなければならない。それが出来るのはこれまでクリーンな政治を訴え、一筋に走ってきた私以外にはなく、私としても初期の目的を果たす責務がある、という考えに立ち至りました。
 また一年九ヶ月という短い期間でしたが国会議員として永田町を中心に活動させていただきました。ちょうど小泉改革の真っ只中でありましたが、そこで感じたのは中央官庁の地方軽視とも言える姿勢でした。地方紙記者、県議会議員として地方の活性化を政治テーマとして来た私にとりまして、なんとしてももう一度国政に復帰し、地方重視の政治を実現させ「地方力のアップこそが国の力を強くする」というライフワークに向け進みたいと強く思います。
 「政治への信頼回復と地方の活性化」を選挙の旗印として有権者の方々に訴えていきます。皆さんの力と声を一つにして国家のため、郷土のため頑張っていく所存でございます。