子ども子育て支援法案、第2関門通過
2021年05月18日
参議院内閣委員会は18日、午後1時15分から3時間の法案審議がありました。法案は前回に引き続き「子ども・子育て支援法」「児童手当法」の一部改正法案です。与党2人、野党4人の質問でした。午前中は同法案に対して参考人質疑があり、各党から推薦された大学の先生ら有識者3人が同法案について、それぞれの考えを述べられました。参考人質疑には私たちは出席しません。
私への野党の質問は厳しいものでした。法案の要点を答えるために原稿を読んでいると、「それくらい役人が書いた原稿を読むのではなく自分の言葉で言えないのか」というお叱りも頂戴します。しかし、事は法案の内容ですので、ここは何と言われようと知ったふりをせず、正確性を期す必要がある部分は一つ一つ原稿を読みながら答えることを心掛けました。
事務方が事前に用意した質問にはない質問や、質問が予定された順番でなく、途中どの部分を質問されているかわからなくなる時もありましたが、なんとか答弁を続け、3時間が終了しました。必死になっている時の3時間は早いものです。大きな混乱もなく審議は終わりましたので、前回の第一関門に続いて、第二の関門通過といったところです。
大臣室に帰ると、次の法案審議は20日木曜日、5時間という連絡が来ました。「子ども・子育て支援法」「児童手当法」の一部改正法案がいよいよ最後の審議に入ります。当日は派閥の定例会もありますが、昼休みを挟んで午前、午後開催ですので派閥は欠席します。正念場です。
前回書いた「一般公衆浴場」と「その他の公衆浴場」の営業時間の短縮要請については厚生労働省をはじめとする役所に聞きましたら、一般公衆浴場は400円ほどの大衆浴場で、自宅にお風呂がない人たちが利用するという前提で、毎日の生活に必要なものであるため深夜まで営業可、その他の公衆浴場は面積も広く、娯楽性があり、入場者も多く密になる可能性が高いため午後8時までの営業、という仕切りだそうです。緊急事態宣言の時、そのような区分けで時間短縮要請をやっているので、熊本県はまん延防止重点区域の指定の際、それを準用したのだろう、という事でした。
言われてみるとその通りではありますが、営業をしている現場の人間にとっては何とも釈然としないと思います。しかしここは感染拡大防止がまずは第一です。ご納得していただくしかありません