ポスト安倍動き出す

2020年08月30日

 安倍総理の辞任は衝撃をもって全国に広がりました。同時に次の総理・総裁を誰にするか、それぞれの国会議員の動きが始まってます。私は総理辞任の時点で翌日に、近未来政治研究会(石原派)をすぐ開くことを提案、石原会長も賛同されて昨日の正午から東京都内のオフィスビルで緊急に会合を開きました。土曜日で地元に帰って活動中の議員も多く、出席者は11人中6人でした。それでもいろいろな情報を皆さん持っておられ、参考意見が次々に出ました。

 総理辞任からまだ1日ですが、すでに動きが出ているという事です。

 情報を整理しながら、今、政治にとって一番大事なことは何かという原点に戻って論議をしました。まずコロナ対策の継続と強化をしていかなくてはなりません。同時に来年度の予算に向けての準備が遅れています。このまま手をこまねいていたら倒産する企業が後を絶ちません。そして来年度は税収も激減します。一方でコロナ対策で借金である国債発行も増えています。この歳入と歳出、をどうするか。コロナ対策にあとどれくらいの予算を投入しなくてはならないか、並行して景気対策、など考えると空恐ろしくもなります。

 そこで一致したのが、まず「政治に空白をつくらない」という事です。速やかに総裁選挙をやって早急に総理を選出して、コロナ対策の継続と強化、景気の維持、そして来年度に向けた動きを素早くする事が一番大事、ということで一致しました。

 次の総理、総裁の具体的な名前は一切出ませんでした。1日に自民党総務会が開かれ、選挙の方法、告示日、投票日などが決まります。大きなカギを握ります。このため総務会の決定を待って、同日にまた集まろうということになりました。

 夕方から夜にかけて仲のいい議員からの電話が数多くありました。皆さん、手探りながら、今後の方向性を探しておられるようでした。情報収集はしばらく続きます。