連休、stayhomeの過ごし方
2020年05月03日
昨日からいよいよ5日連休が始まりました。stayhomeと言ってもその過ごし方は、なかなか難しいものです。読書に書類の整理、原稿を書いたり、夕方からは散歩などその活動は限られています。
その中で地元から、窮状を訴える電話がかかって来ます。政府に訴えることが大半です。行動範囲が制限されている今、最も私たちが耳を傾けなくてはいけないものです。ほとんどが事業者の方々からの電話で、それぞれの商売の分野で困っていることを訴えられます。私たちが考えも及ばないことも多く、「なるほど」と感心させられることが数多くあります。連休明けすぐに自民党政務調査会の会議がありますので、メモをしながら、会議に備えます。
今、各都道府県知事の発信力が強くなっています。とりわけ東京、大阪。「9月入学」や「コロナの出口の明確化」「事業者営業補償の不足」「都道府県独自の非常事態宣言解除」などなどが、テレビを通じて流されます。
もっともなことが多くあります。地域の実態を一番知っていいるのは自治体の首長さんです。しかし、国全体の調和を図り進めなくてはならないこともあります。9月入学も、このような非常時だから叫ばれだしました。しかし、いざ実行に移すとなると、相当の準備期間と法律の改正などが伴います。子供たちにいたずらに混乱と不安を与えるわけには行きません。
非常事態宣言に対する考え方にしても、それぞれの都道府県で考えが一致しているわけではありません。財政力が強いところと弱いところがあります。感染者が数多いところと少ないところがあります。広域的往来が頻繁な時代、自治体だけで判断したことが、隣県などに悪影響を与えるリスクも考えなくてはなりません。
地方意見の主張は地域の代表である私たちも会議で主張します。ただし、非常時だから実現できることと、国全体の調和を考えなくてはならない分野を見極めながら事に当たらなくてはなりません。ここは冷静で短期、中長期のやるべきことを区別しながら取り組む必要があります。
「コロナ戦争」も3ヵ月目に入ります。考え方の整理が必要です。