予算委員会の日程、理事懇談会で合意

2020年04月24日

 昨日は、衆議院予算委員会理事懇談会を開催しました。理事は党派でいえば自民党、公明党、立憲・国民・社民各党のいわゆる会派「立国社」、そしてオブザーバーとして共産、維新両党です。最終的にここで合意を得なくては、予算委員会も前に進めません。

 理事懇開会後、それまでに私と野党筆頭理事の2人で合意した日程を私が報告します。それに対してそれぞれ理事から意見を出してもらいます。昨日は、日程については与野党とも異論は出ませんでした。ただ野党が条件としている、補正予算審議が終わった後に、コロナに関する集中審議をやるこという要望が出ました。さらに感染防止のために今回は議員傍聴席を大幅に縮小したのですが、傍聴希望者がそれ以上いたときは、状況に応じて認めてほしい、という意見が出ました。

 今回の補正予算案が重要であること、一日も早く成立させて国民の皆様に安心感を持ってもらうこと、審議は3密を避け迅速に行うこと、などの点で与野党とも一致していますので、皆さん協力的でした。

 いよいよ来週の月曜日に予算案の趣旨説明が政府側からあった後、火曜日から審議が始まります。今回、与野党が問題点を共有しているとは言え、そこは論戦を戦わせる場の予算委員会です。どのような委員会になるか、途中ハプニング的事件は起きないか、混乱することはないか、などを考えると否が応にも緊張感が高まります。

 来週の前半3日間が過ぎれば、そのあとの集中審議が待っています。そして第2次補正予算を組む必要がある、という意見も既に出ています。その際、国会が延長されるのか、などこれからのことを考えると、心配のタネは尽きず、夜寝るときもいろいろと考えてしまいます。
 こんな時こそ「泰然自若」です。