予算委員会の準備、隔たりあり

2020年04月22日

 昨日より、来週月曜日から開催される予定の衆議院予算委員会の日程などについて、野党の筆頭理事との話し合いを再開しました。本来なら、予算委員会は昨日から始まっている予定でしたが、給付金に関して、収入減少者に30万円支給、というものから国民一律に10万円支給と方針が変更され、それに伴い予算が大幅増になるため、予算の組み替え作業が行われていましたので、ちょうど1週間遅れでの開催となるために昨日からの話し合いになりました。
 
 私たちは、28日の火曜日から祭日返上で29日まで、衆議院で1日半の審議をして参議院に送り、4月30日には成立させたい、と主張しましたが、野党は最低2日間の審議は必要であり、5月までずれ込んでも仕方ないとして、話し合いは平行線に終わりました。今日も野党との話し合いを継続して行い、着地点を探します。

 予算委員会の日程がなぜこれほど与野党間で話し合いがつかないかというと、やはりテレビ中継もあり皆様の関心度の高い内容であるからです。野党はテレビを通じて、国民の皆様に野党の主張をアピールしたい、ということでどうしても長い審議日程を要求して来ます。一方私たちは、特に今回の場合、速やかに国民の皆様に10万円を給付することもあり、一日でも早く成立させ、5月中には支給を始めたい、と思うからです。

 今日も話し合いを続行します。お互いの主張をぶつけながら、妥協点を探していく難しい作業の1日です。
 忍耐と寛容、主張すべきは主張し、人事を尽くす、の精神です。