国会運営も7割減へ努力
2020年04月14日
通勤者の7割減を政府が呼びかけていますが、国会においても議院運営委員会などにおいて、国会議員の出席者削減、法案の絞り込み、委員会での審議の在り方などで与野党の話し合いが続いています。
まず本会議ですが、今日の本会議から、採決を除く法案審議については、国会議員全員をA班とB班に分けて、どちらかの班しか出席しない、つまり議員の半数しか本会議場に顔を出さないことにしました。
来週から始まる予算委員会は、現在一つの机に3人の議員が座っていますが、これを2人にして、机のほうを増やし、委員会室全体のギリギリまで机を配置する予定です。そうすることによって議員の出席者は全員ですが、間隔を置いて座る事が出来ます。閣僚の出席者もできるだけ絞り込むことを考えています。
審議する法案も、昨日の与野党国対委員長会談で、出来るだけ絞り込み、委員会の開催日数を削減することにしました。
政府機能が止まると国全体の運営が出来ませんし、国会が止まると法案や予算の決定もできませんので7割削減というのはなかなか難しいことですが、少しでも削減する努力はしていかなくてはなりません。
国会議員の秘書からもコロナの陽性が出ました。昨日は赤坂の議員宿舎からも家族の方から陽性反応の方が出ました。昨晩は、宿舎の玄関からエレベーター内まで消毒が実施されました。
いよいよウイルスの侵入が身近に感じられるようになりました。細心の注意を払って、それでいて国民生活に支障を来たさないようにしていかなくてはなりません。
何事にも神経を使う緊張の日々が続きます。