大黒柱の逝去・残念無念

2016年09月14日

 今日は朝から日帰りで地元大津町で行われた葬儀に出席してきました。私の親戚でもあり同級生でもあり、これからの酪農を背負って立つ人物が65歳の若さで亡くなりました。
 数年前から大腸がんとは聴いていたんですが、亡くなると、このように寂しいことはありません。私は親族席に座っていましたが、近所の幼馴染が切々と弔辞を読み上げると、会場からはすすり泣きがあちこちで聞こえました。
 特に酪農については、私が自民党の畜産酪農対策小委員長として、11月までに酪農の指定団体制度に対する改革案や流通・組織の改革案を出さなくてはなりません。その調査と論議の過程で、親子で酪農をやっている故人にも色々な意見を聴いてきましたし、これからも聴く予定にしていましたので、なおさら残念です。
 当人の酪農は既に立派な後継者もいますし、故人もいずれこの日が来ると予期して万全のことをしてきていましたので家業の酪農は大丈夫ですが、県内の酪農界にとっては損失です。
 個人の意思をしっかり汲み取り、高い収入の酪農が成り立つような日本酪農業の将来図をつくっていかなくてはならないと、改めて感じた次第です。