閣僚、幹部は発言を我慢して

2018年05月09日

国会は昨日から正常化して、午後の本会議には野党の皆さんも出席されました。夕方には衆議院農林水産委員会の理事懇談会も開かれ、今日から法案審議再開です。

ところが麻生財務大臣が「セクハラ罪などはない」などと発言して、マスコミが取り上げています。確かにセクハラ罪などはないけれどこのタイミングで言う必要はありません。やんちゃな人間麻生太郎らしい、斜に構えた発言でそれが麻生太郎の魅力でもあるのですが、ここは現場の苦労も分かって欲しい。その発言が原因でまた委員会が止まってしまったのでは、もう会期内に法案を成立させることは出来ません。ハラハラドキドキです。

叩かれっぱなしで何か言いたい気持ちはわかるけれどここは我慢して、現在置かれている政治の状況を把握して欲しい、と思います。

朝、宿舎から議員会館までのわずかの距離も厳重な警戒態勢でした。昨夜、李克強中国首相が来日、今日、文在寅韓国大統領が来日して、日中韓の首脳会談が開かれます。厳重なはずです。本来なら両首脳に、晴れ渡った東京の空と街並みを見てほしかったんですが、あいにくの雨です。しかし、これで3カ国の地が固まれば恵みの雨となります。会談が良い方向に行って欲しいものです。