台風被害なぜこんなに大きい

2017年10月30日

 先週の金曜日には、自民党災害対策特別委員会で台風21号の被災地、大阪府と和歌山県に視察に行きました。今村雅弘委員長を始め役員のメンバーです。
 大阪では南海電鉄の鉄橋が、河川の河床侵食により鉄橋の橋げたが沈下して、鉄橋が折れ曲がっていました。更に他の鉄橋も一部破損していました。南海電鉄によると一日2万人弱が利用する路線、早急に片側だけでも開通させたいということでしたが、鉄橋が造られたのが100年以上前です。よくこれまで持ったと思います。
 その次に和歌山県の紀ノ川沿いの、土砂崩れ現場に行きました。死者も出たところで、現場はみかん畑の傾斜地、広域農道が大きく崩落しており、山すその民家を押し倒し、住民一人が犠牲になられました。
 今秋は台風が次々に襲来していますが、本当に被害が甚大です。南海電鉄の鉄橋が100年も経過していたことなどを考えると、やはり国土全体が老朽化しているのでしょうか。こんなに台風のたびに被害が出ると、日本列島今後どうなるか分かりません。心配です。国土強靭化は進めなくてはなりません。