九州豪雨、考えられない雨量の多さ

2017年07月07日

 7月5日からの、九州中北部の豪雨はかつてない雨量の多さでした。まず1時間に降った雨の量で、福岡県の朝倉市は129・5ミリでした。これまでの同市の最高雨量が74・1ミリですので約1・75倍、あの阿蘇に大変な被害をもたらした5年前の九州北部豪雨の時でさえ、当時としては阿蘇観測以来最高で100ミリを少し超え、大変な雨量と言っていましたのでそれを上回ります。また朝倉市の24時間雨量も、545・5ミリです。それまでの最高は293ミリですのでこれも2倍近くになります。
 昨日、私が事務局長を努めます自民党の災害対策特別委員会を緊急に開催しまた。まず豪雨のすごさに驚きました。これだけの雨量ですので被害はこれから拡大していくと思います。現地に幹事長以下災害対策の幹部が足を踏み入れたほうが良いのかどうか今日にも判断します。まだ、豪雨がまだ続き、現場が対応に追われているなら、かえって邪魔をすることになりますので、梅雨前線の動きを見ながら決定することにしました。
 私の選挙区である、阿蘇郡小国町や南小国町もかなり被害が出ていますので、急きょ朝10時の便で熊本に帰ることにしました。
 なぜこのようなドカ雨が7月に降るようになったのか。気候変動は確実に起きていますが、まずは被害調査を入念に行い、対策を講じます。