東京都議選惨敗、謙虚に一から出直しを

2017年07月04日

 東京都議選は自民党の大惨敗でした。地元の女性の会「たんぽぽの会」で今の自民党に対して厳しい意見をいただいたのを思い出します。
 「今の自民党は何かあると隠そう、ごまかそうとする。しかし私たちはちゃんと見ている。国民は今、情報を一杯持っている。小手先のテクニックにだまされない。こんな自民党にはもう入れない。坂本さんは仕方ないから入れるけど」という意見を80代、70代の女性の方々から数多くいただき、おっしゃるとおり、と思っていましたが、今回の選挙のように具体的に数字に出てくると、まさにその言葉、国民の思いが現実のものとして、伝わってきます。
 昨日は早朝辻立ちをしましたが、通行する車の中から手を振る方もいらっしゃいませんでした。改めて世論の厳しさを痛感します。
 後は、謙虚に出直すしかありません。そして隠さないこと、情報を出すこと、正直であること、この3つをまず守らなくては、この状況から抜け出せません。内閣を改造したくらいでおさまるものではありません。
 休会中の国会も開くべきじゃないでしょうか。森友、加計学園問題などももっと、正直に話せばいい。何も悪いことをしている訳ではないのですから。テロ等準備罪などは、成立させて当たり前の法律です。ただ中間報告などという、姑息な手段で成立を図ったことが反発を買いました。堂々と真正面から進んでいくことです。
 私は迷った時は、より険しい道を選ぶことにしています。今はその険しい道をたどる時期です。そうすれば、その後にはきっと平坦な道が開けます。
 今日の役員連絡会でその辺のところを幹部の方々がどう考えていらっしゃるか、聴くのが楽しみです。
 それから私が応援を担当した杉並区の小宮あんりさんは当選しました。杉並区は自民党2名とも当選でした。