スイカは熊本の最大の武器

2017年05月12日

 暑くなるとスイカが食べたくなります。スイカの季節です。スイカといえばやっぱり熊本です。熊本では2月の下旬からスイカが出始めます。3,4月はスーパーを覗くと「熊本産」「鹿本スイカ」と書いたスイカばかりでした。ここに来て茨城産などが出始めました。しかし甘さ、美味しさは熊本産が一番です。
 地元からスイカを送ってもらったりしますので、日ごろお世話になっている国会議員の先生の事務所に持っていくと、大変喜ばれます。そしてその後も「美味しかった」「甘かった」となかなかの好評です。
 「ローマは一日にしてならず」ではありませんが、植木町などはかなり苦労をしながら、工夫もしながらスイカの美味しさにこだわり、ここまでつくり上げてきました。その成果が今、発揮されており、私たち熊本人間にとって、自慢であり、プレゼントする時の最大の武器です。出来れば世界の方々に味わっていただきたい。世界一の味と自負しています。
 農業は短期間で所得が上がるものではありません。代々に渡って試行錯誤を重ねながらここまで来た歴史があってこその成果です。ともすれば、儲かる農業や、直ぐ出来るブランド化とPRにこだわりがちですが、長い、長い歴史の中で特産物の形が出来上がってくるものだと、スイカを贈るたびに思います。何としても、これからの頑張る農家を応援していきます。