安倍総理の所信表明演説

2016年09月27日

 昨日臨時国会が開会しました。衆参両議院が揃った参議院本会議場で天皇陛下の開会の言葉の後、衆議院では安倍総理の所信表明演説で幕をあけました。総理の演説はちょっと気負ったところもなくにはなかったんですが、「経済を何とか良くしよう」「地方を少しでも良くしよう」「世界の中の日本を浮き立たせよう」「何事にも挑戦していこう」「災害から復興させよう」という、前向きの気迫がこもっていました。安倍総理の性格からきているものだと思います。この思いの強さは今の政治家の中では、与野党を含めて比肩できる政治家はいません。そのことが長期政権の原動力にもなっているし、他の政治家がそれを認める要因にもなっています。
 野党の皆さんは、右よりだとか危険思想だとか、言葉が浮いている、とか批判されますが、日本の政治の方向性を明確に示すことが出来るのは、やはり安倍総理ならではのものです。
 さて今後それをいかに実現していくかです。これは現場を預かる私たちの力にもかかっています。掛け声だけに終わらせないためにも、現場を一番知っている私たちが「地方政策」や「農業政策」「経済対策」で実のあるものにしていかなくてはなりません。そのカギは私たちの何とか現実の社会を変えよう、良くしようとする執念です。熊本地震からの復旧、復興を進める中で、この執念と信念を持つことが政治に携わるものとして、最も大切であると感じています。