臨時国会への準備急ピッチ

2016年09月20日

 いよいよ26日から臨時国会が始まります。成長戦略のための補正予算やTPP批准の審議、更に熊本地震や台風被害による予算付けなどが焦点となります。会期は11月一杯ですので日程は窮屈です。参議院での審議採決を考えると、遅くとも11月半ば前には衆議院で審議や採決を終えなくてはなりません。
 私の場合もっとも気を使うのは、熊本地震対応の復興基金が今回組まれました。これは特別交付税の外に基金として積み上げる予算ですので、「地方交付税法」の法改正を伴います。まずこの法案を早急に可決させ、熊本の復旧に使い勝手の良い基金として成立させなくてはなりません。第一の使命になってきます。
 それ以外にも、消費税の延期に伴う地方税関係の法律などが続きます。
 そしてもう一つの大きな仕事は、酪農関係の改革案です。規制改革推進会議が思い切った流通体制の規制緩和を提言してきますので、現実に即して一方で改革すべきところは改革するという姿勢を貫かなくてはなりません。現地調査や論点整理、役員会での了承、そして自民党全体の会議の中での論議や関係者からのヒヤリングなど日程が詰まっています。こちらも11月中旬までには報告書を作成していきます。
 そのために今日朝一番で上京しました。一日中総務省や農林水産省との打ち合わせが続きました。明日も熊本に帰るまで話し合いが続きます。
 一方で地震への対応もまだまだ続きます。各市町村長さんや議会の各府省への陳情もあります。熊本と永田町の往復、更に酪農関係で北海道や北関東への出張が続きます。