震災対応、各論で各省庁と交渉

2016年06月06日

 震災の対応で今日上京しました。各市町村から具体的な様々な要望が出てきます。電話ではなかなか意を尽くしません。そして役所と交渉していると役人は法律が全てですので埒(らち)が明きません。安倍総理は「やることはすべてやる」といわれましたが、いざ具体的な要望となると「これは公共の中には入りません」「中小企業ではなく大企業の部類で補助の対象にはなりません」など次々にハードルが現れます。
 結局上京して、直接交渉となります。役人と話して、埒が明かないときは政務3役との交渉になります。大臣と会う約束も取り付けています。政治的に行政の縛りを乗り越えることが出来るかどうかの交渉になります。
 当初は食料や撤去費用や、施設への補助などで、いくつかの災害で経験済みのものが多かったんですが、これからは熊本震災特有のものが増えてきます。
 役所の感覚では判断が出来ないものが増えます。政治の出番です。熊本、東京の行ったり来たりが増えると思います。