安倍内閣の支持率低下

2013年12月10日

 安倍内閣の支持率が特定秘密保護法の強行採決のイメージで5-10パーセント低下しました。同時に自民党の支持率も下がりました。
 このような時こそ地域での丁寧な活動と説明が必要です。救われるのは低下した支持者が他党に行っていない、ということです。
 みんなの党が分裂して野党再編を目指していますが、成功はしないでしょう。野党の結集には理念が必要ですが、それぞれの党が持っている理念の大半は自民党も持っています。自民党はそれほど幅広い。だから色々もめたりもしますがそこは様々な工夫でまとまっています。権力を持っているということもあるでしょうが、やはりまとまる組織と知恵を持っているからです。その源泉は地方の組織です。自民党の地方組織、女性や青年組織、団体組織は強固なものがあります。
 野党時代にほとんど崩れずに厳しい期間を乗り越えることが出来たのも地方の組織の支援と叱咤(しった)があったおかげです。ですから地方の問題というのは大切にしなければなりません。
 野党が頭だけで離合集散しても支持者は一時的に集まってもやがて離れていきます。自民党も都会だけの政策になってしまったら地方の反乱が起きます。経済政策、税制、外交など地方を十分に考えた政策が必要です。