責任

2005年12月26日

 昨日はとうとう日記を休みました。言い訳になりますが、朝から掃除、後片付け、昼前から地域の忘年ゴルフコンペ。夕方から、理事長をしているリトルリーグの忘年会をはじめとして、夜三件の忘年会。帰ればバタン、キュウです。
 それでも、「男たちの大和」は読み上げました。悲しく、切なくそして腹立たしいものでした。
 親子、母子の別れ、家族の悲惨さ、恋人との別れ、屈折した艦内の上下関係。そして何より、大型戦艦の時代ではない、空母を中心とした航空爆撃と機動力の時代と言われながら、国民に全ての負担をかけて戦艦大和を造った軍部の判断。しかも大和の出撃はわずか2回、それも最後の沖縄出撃は、片道燃料。3千人を越す隊員を乗せ死にに行かせた責任。戦争も大和もどんなに美化されても、そこにあった一人ひとりの苦悩は、美化してはいけない、と思いました。
 今だから、何とでも言えるんだろうけど、戦争の引き際を何故もっと考えなかったのか。少なくとも100万人程度の命は守られていた、とも思います。
 進む勇気、退く勇気。指導者は国や団体や物を守るためでなく、一人ひとりの命や生活を守ることをその判断基準にしなくてはいけないではないか、と改めて感じたところです。
  早速、時間を見つけて映画のほうも見に行きます。
 明朝辻だち、7時半西合志町、8時過ぎ合志町日本たばこ前交差点。